ゲイを差別するな

ゲイを差別するな、ゲイに偏見を抱くな、――と、いくら私たちゲイが叫んだところで、ゲイの実態を表わすひとつの指標として、すでに、HIV感染者の多数をゲイが占めてしまっているという揺るがせない数字がおおやけになっている以上、申すまでもなく全部のゲイがそうではないにせよ、一部の私たちゲイの仲間たちが、かなり無自覚に、また野放図な奔放さで不特定多数の性的接触を繰り広げてきた事実を深刻に受け止め、これを真摯に省みた上で、少しずつでも、こうした性風俗的傾向を改めてゆく覚悟を持たないことには、清らかな意味で、真のゲイ解放は起こり得ないのではなかろうか……と。